生き様

何か”ひとつ”でいい。
夢中になること、初志貫徹することが人生にあれば、それはとても有難い事だと思う。

『過去は、過去』

過去の栄光に甘え、しがみついて生きたいとは思わない。
”いま”この瞬間が輝いている人生を生きたい。小さな灯火でもいいから。

野村先生と46時間(寝ている時間以外)一緒にいるような日々。
先生からとてもたくさんのことを吸収している。

ひとつの事をやり続ける情熱、信念。
思い、アイデアを形にして表現することができる才能。

先生の作品は永い、永い歳月をかけて、ひとつ、ひとつ創作されている。

大学構内の片隅に作られた櫓に広角レンズのカメラを設置し、365日、一日に”一回”だけ、
シャッターを押す。

『だから僕は何処にも行けないし、風邪もひけないんですよ』って屈託のない少年のような笑みを浮かべて言った。
作品の写真集からは感じることの出来なかった、彼の作品に対する尊敬に似たような興味を抱いた瞬間だった。

雨が降ったり、曇りの日には太陽の動きが明確に写らないので、過去の同じ日の写真を使って写真を365枚つなぎ合わせたものが彼の作品。

太陽をいちばん尊敬している私にとって、その作品を見た時には鳥肌が立ち、涙が出た。
太陽の一年間の動きは『Infinity(無限大)』の形になっている。
その作品がいま、海を渡ってFergusのGalleryにある。
たくさんの人の思いが、今回の展示会に詰まっている。

私達が生きるために必要な地球のElementsの神秘。
生きてる・・・って本当に美しくて素晴らしいと思う。